出産と育児のためのマインドフルネス(マインドフルバーシング)のプログラムの中で共有される、マインドフルムーブメントの音声ガイドです。
妊娠中女性へのガイドですが、一般の方も十分に利用いただける内容だと思います。
通常のコースでお渡しする資料はで身体の動きも含みます。insight Timerは見る資料はないので、こちらの音声ガイドは少し詳しく話してみました。ですが、きっとわかりにくいと思います。どのマインドフルネス瞑想と同じで、「正しい形」を目指すのではなく、身体の声をきくために動きを使っている、と考えて頂けるといいのかな、と思います。正しい、にとらわれず、今日の身体の天気を知るつもりで実践いただけたら嬉しいです。
立位(山のポーズ)- 両手をのばす- 首のストレッチ- 片手ずつのばす- 立位
Transcript
それでは、マインドフルムーブメントを始めましょう。 まずは、ご自分の立っている場所を感じます。 足の裏の感覚。 かかと。 足の指一本一本。 今、ご自分の体はどんな場所に支えられて立っているのでしょう。 今日のこの体が一番安定する場所に立ちましょう。 足の感覚は肩幅でも、少し広げでも、少し狭くても。 足がしっかりと今日のこの場所に立っている。 それが感じられたら、今度は骨盤の位置。 背骨の一本一本を感じて。 肩甲骨は少しだけ後ろに引き、肩は下げ。 胸の前が広く大きく開くように、体の位置を整えます。 頭の一番上が上からスッと引かれているように。 まずこの立っている姿勢を感じます。 私たちの足はしっかりとこの場所に立ち、まるでそこに木の根のような。 もしくは大好きな木、もっと大きく山。 この大地にしっかりと根付き、安定感があり、穏やかなその場所に立ちます。 山のポーズ。 まずはその状態で、この体が自然に吸う息、自然に吐く息を感じます。 鼻から入ってくるその息の流れが、鼻の奥、喉、胸、お腹。 吐く息は少しだけ暖かくなり、鼻先から出てきます。 今日のこの呼吸によって、体もささやかに繊細に揺れるかもしれません。 ここからゆっくりと腕を上げていきましょう。 両手を前のラインを通りながら上げていきます。 いつもより5倍、もしくは10倍ぐらいゆっくりと、肩から手先まで。 その腕全体が感じている空気やその重さ、肩の周りの骨の動き、筋肉、空気の温度や風、服が触れている感覚。 両手が真上まで来たら、そのまま、まずは両手を頭の上で持ち上げた状態で、呼吸をしてみましょう。 両手を頭の上で組んで、少しだけ伸びをして。 足は離れてもついていてもどちらでも構いません。 ご自分のペースでそのまままた呼吸をして。 次に、吐く息で緩めて、また前のラインを通りながら両手をゆっくりと下げていきます。 ご自分の手が空気を触れながら、その骨や筋肉、肩の動き、 肩が動くと、背中や胸、お腹のあたりも動きます。 腕が真下まで来たら、もう一度山のポーズ、立つ姿勢を感じて、呼吸にも意識を向けましょう。 もう一度、足がついている感覚。 体全体の変化を感じていきます。 次は、首のストレッチです。 ゆっくりと頭を前に下げていきましょう。 今日のご自分の体が下げたいと思うところまで下げていきます。 無理に首を曲げたり、頑張る必要はありません。 首が前に下がったら、後ろの感覚、喉の前の感覚、 その状態で呼吸をしてみて、 体はどう感じているのか、どう息が入り出ていくのかを感じます。 その状態から、ゆっくりと右側に頭を回していきましょう。 ゆっくりと右の首が過ごし縮み、左側が伸びて、 頭の重さ、それによってどう体の重心が変わり、 足がついている場所、体、呼吸、 どう変わっていくのか観察します。 今度はそこからゆっくりと後ろに首を回していきましょう。 今度は首の前が伸びる感覚、 頭が後ろに引っ張られて、首の後ろが縮んで、 今度背骨はどんな感覚でしょうか。 重心が少し後ろに倒れたり、体は揺れるかもしれません。 空気の入り方、 今度は左側に頭を倒していきましょう。 ご自分のペースで、首筋、空気の入り方、出ていき方、 重心の変化、 今日この体がどう感じているのか、 体の天気法を見ていくつもりで観察します。 ゆっくりと首を前に回して、 さてご自分のペースでもう一度首をぐるりと回していきましょう。 右、後ろ、左、そして前。 反対の回し方もやりましょう。 左、後ろ、右、前。 そこまできたら、もう一度首はまっすぐ、 そして立つ姿勢を感じます。 足の裏の感覚、 自分の体がどこに立ち、 どんなバランスで、 もう一度呼吸の感覚にも意識を向けて、 息が入り出ていくとき、 どう体は感じ、変わっていくでしょうか。 毎日変わるかもしれません。 例えば赤ちゃんが大きくなり、 骨盤の向き、お腹の重さ、 赤ちゃんが動けば、 呼吸と体と赤ちゃんの動きも一緒に感じて立っていきます。 今度は右手だけまず上げていきます。 右手を上げるときは、右のラインを通ってゆっくり上げます。 指先、肩から肩の関節や肩周りの筋肉、腕。 その腕の重さ、 手先や手の甲が触れている空気を持ち上げるように、 ゆっくりゆっくりと腕を一番上まで上げて、 手が真上まで上がったら、少し手先を見て、 手の指先の少しだけ先においしい果物がなって、 それを取りに行くように、少し右側に背伸びをして手を伸ばします。 今日のこの体が伸びたいというところまで伸びて、果物を取ってきたら、 また手をゆっくりと下ろします。 下ろすときも、手が触れている空気の温かさ、冷たさ、 風、服が触れている感覚、 手の関節や肘、肩、 空気の重さ、 息の入り方、 右腕が真下まで来たら、もう一度立つ姿勢を感じ、 右の手先や腕、そして左側との違いを感じ、 今度は左側の手を上げていきましょう。 左のラインを通りながら、ゆっくりとゆっくりと、 今日のこの空気を味わうように、持ち上げるように、 肩や肩全体、背中、胸、お腹も、腕が上がるたびに変化して、 息の入り方、手先の触れる空気の温度、 左の手先がまた真上まで来たら、少しだけその手先を見て、 その手先の先に美味しくなる果実、 それを少し背伸びをして取りに行って、 伸びている側、縮んでいる場所、重心の変化を感じたら、 また戻ってきましょう。ゆっくりと腕を下ろして、 手先が触れる空気の温かさ、冷たさ、重さ、 今日この左腕が感じている感覚、 手が震えている場所、一番下まで降りてきたら、 両手の感覚、その違い、また立っている姿勢全体を感じながら呼吸しましょう。 その感覚が心地よいものであれ、不快に感じるものであれ、 今日は好奇心を持って感じます。 どのような体の感覚であっても、できるだけ純粋に、 どんな感覚があるのか好奇心を持って観察します。 それは赤ちゃんが、それは子供たちが感じている感覚です。 もう一度足の裏がついている感覚を感じて、 その場所にしっかりと立っている足、背筋、肩、頭、 そして呼吸をしながら体全体が息を吸って吐くたびに、 どのように動いていくのか。 今日、私たちの体はどんな感覚を持っているのか、 今日の体と出会うつもりで、今この体を感じていきます。 この姿勢のまま、ご自分の呼吸を感じていきましょう。 もし赤ちゃんが動けば、その動きとともに、 呼吸を変えようとしたりせず、あるがままを捉えていくように、 今日のこの体もそのまま、赤ちゃんが動くこともそのまま、 新しい体と出会うように、好奇心を持って感じていきましょう。 今日、このあと動かす体も、足がついていく場所も、 触れる空気も、吸う空気の温度や匂い、 目に見える光も、まるで赤ちゃんが初めて触れるように、 受け止めていきましょう。 ご自分のペースで、手や足を動かして、 少し伸びをしたり、首を回したりして、 準備ができたら、ゆっくりと目を開けましょう。
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